PostgreSQL の現状と将来をオンデマンドで学べる一週間
DB移行事例、双方向レプリケーション、コンテナなど多数
PostgreSQL を活用しイノベーションを実現したい企業の方々のために、EDB Postgres Vision Tokyo 2021 を開催いたします。
「The Future is Postgres」をテーマに、PostgreSQLの最新情報と具体的事例をラインナップいたしました。
基調講演では、EDB社CEOのエド・ボヤジンが2ndQuadrant 買収によって改革・強化されたEDB企業戦略のビジョンと進捗をお話しいたします。
特別講演では、JALインフォテック石橋秀峰氏にJALグループのDB基盤として、EDBを採用した背景と導入効果をご紹介いただきます。
また、クラウドネイティブアプリケーション開発・運用環境に関する技術の「標準化」を推進しているCNCFゼネラルマネージャーのプリヤンカ・シャーマ氏にはそのビジョンをお聞かせいただきます。
Postgres でイノベーションを目指すあなたにとって、充実した一週間となることをお約束いたします。
Program
【見逃し配信】2021年8月2日(月)10:00 〜 8月8日(日)21:00
藤田祐治
ようこそ、EDB Postgres Vision Tokyo 2021へ。
エンタープライズ分野における PostgreSQL の導入が急速に進んでおります。コスト削減、オープンテクノロジー、データ仮想化、大規模データ統合/管理といったユーザーニーズ応え、PostgreSQL と共にEDB製品も進化を続けております。
EDB製品に関する最新技術情報はもとより、パートナー各社様による具体的導入事例やソリューションなど、すぐにでもミッションクリティカルな業務に生かせる情報をご提供いたします。PostgreSQLを用いてイノベーションを目指す全ての方々のために。
Ed Boyajian
先進的企業によるデータ管理方法は急速に進化しており、そのトンネルの先にはPostgresが見え始めています。
この基調講演では、EDBのCEOであるEd Boyajianが、未来への道を切り開きつつあるビジネスやテクノロジーの変革を紹介し、来たるべき未来を語ります。Postgresは、目指すべきものであり、その先にあるものです。
石橋秀峰氏
EDBは、あらゆるプラットフォームで制限なく動作し、ビジネス変化に柔軟に対応できるデータベースとして、企業システムでの採用が急速に拡大しています。
本セッションでは、EDBユーザーであるJALインフォテック様より、JALグループのDB基盤として、EDBを採用した背景と導入効果をご紹介頂きます。
井上侑香氏
Priyanka Sharma 氏
クラウドネイティブは、コロナ禍においてこれまで以上にその重要性が増してきています。 このセッションでは、Cloud Native Computing Foundation (CNCF) のゼネラル・マネジャーであるPriyanka Sharma氏が、クラウドネイティブのこれまでの経緯、現状、そして将来について展望いたします。
Bruce Momjian
データのニーズは過去数十年で劇的に変化し、かつては支配的なリレーショナルシステムに将来が不透明なままになっています。
この講演では、データのニーズが変化した理由と、Postgresがそれらのニーズに独自に適応した方法について説明します。
統合されたデータ管理を維持しながら、Postgresの外部にデータを保存する方法についても説明します。
Bruce MomjianはPostgreSQLコミュニティのコアメンバーです。1996年からPostgreSQLに携わり、2006年よりEDB社に勤務し、PostgreSQLエバンジェリストを務め、多くの国際的なオープンソースカンファレンスで講演してきました。
Roberto Giordano氏
多くの場合、課題を克服するには変更が必要です。 このインタビューでは、イタリア証券取引所がスケーラビリティを実現するためにPostgresに移行した理由を確認します。
国際的証券取引所の大規模データ運用管理において、Postgresがそのプロセスと結果をどのように改善したかをデータベースサービスマネージャーのRoberto Giordano氏から学びます。
Andy Harris氏
BDRによるミッションクリティカルな大規模データの活用事例。このインタビューでは、技術システムが相互に適切に通信していることをどのように確認し、PostgreSQLデータベースがどのように役立っているのかを確認します。
Osiriumの最高技術責任者であるAndy Harris氏から、EDBを使用してデータの一貫性を実現した方法を学べます。
Alan Villalobos氏
積極的にオラクルからの大規模なDB移行を推進しているEDBのグローバルパートナーたちによるパネルディスカッションです。
Alan Villalobos氏(IBM 開発ディレクター)、Abdul Sheikh氏(Cintra CTO)、Young Il Cho氏(Daone セールスマネージャー)の3名からなぜEDBなのか、具体的な移行事例や長年の経験に基づく知見を学べます。
Abdul Sheikh氏
Young Il Cho氏
Marc Linster
今日のデータの管理方法と使用方法は大きく進歩しており、Postgresも常に進化しています。
このインタビューでは、EDBの最高技術責任者であるMarc Linsterが、Postgresがこのイノベーションをどのように加速しているか、そして成長する企業が考慮すべき新しいテクノロジーについて説明します。
Simon Riggs
BDR(Bi-Directional Replication)は、2014年から全世界で商用利用されているPostgreSQLクラスター向けの画期的なマルチマスターレプリケーション機能で、ほぼゼロのダウンタイムとデータ損失を必要とするミッションクリティカルなエンタープライズによる導入が進んでおります。
BDRの産みの親であるSimon Riggsが開発の背景、進捗状況と現状、そして今後のロードマップと未来への展望をご披露いたします。
高鶴勝治
マルチマスターレプリケーション機能によりPostgreSQLの可用性を劇的に高めるBDRの新バージョン3.7が正式リリースされました。
ほぼゼロのダウンタイムとほぼゼロのデータ損失を実現し、日本でもEDBのサブスクリプションで利用できるようになったこの新バージョンBDR 3.7について解説いたします。
Adam Wright
この講演は、EDBが開発したCloud Native PostgreSQL(CNP)が現在どのような状況にあるのか、また、KubernetesやOpenShift Container Platformのワークロードにどのように統合できるのかを確認していただくための絶好の機会です。
Gabriele Bartolini
CNPは、EDB Postgres Advanced ServerおよびPostgreSQLをCloud Nativeアプリケーションで使用できるようにするKubernetesのオペレータで、不変的なインフラストラクチャ、宣言的な構成、アプリケーションコンテナなどの強固なコンセプトと原則に基づいて構築されています。
そのオペレータがどのようにパブリック/プライベート/ハイブリッド環境に適応するか、自己修復、高可用性、スケーラビリティ、アップデートなどのコア機能がどのように動作するか、どのように監視およびロギングインフラストラクチャに統合されるか、そしてセキュリティ分野での成果をご紹介します。
吉野孝太郎
Cloud Native PostgreSQL(CNP)は、クラウドネイティブの原則を念頭に開発された Kubernetes Operator とDBコンテナイメージで、DBAタスクを簡単に自動化することができます。
EDBはCNCF Kubernetes 認定のクラウドネイティブ サービスプロバイダーで、Red HatOpenShiftオペレーター認定も取得しています。
CNPの魅力を、クラウドへのデプロイデモを交えて解説いたします。
藤井雅雄氏
PostgreSQL開発コミュニティ活動の実際や参加の仕方や様々な貢献方法、活動を通し自分の価値を高めてくれる人脈ネットワークの作り方など、コミュニティ活動参加へのハードルを下げ、ステップアップを目指す技術者に役立つ情報を御紹介します。
澤田雅彦
新しいバージョンPostgreSQL 14が今秋リリース予定です。
本公演では、PostgreSQL14にはどのような改善、新機能が導入されるのかを実際にPostgreSQLの開発に携わっているエンジニアが解説します。
鈴木幸市
講演では、なぜデッドロックが発生し、その検出が必要なのか、現在の PostgreSQL のデッドロック検出方法を説明します。
さらに、データベースクラスタで複数データベースにまたがるアプリケーションの場合のデッドロックの発生シナリオとその検出方法及び実装を紹介します。
Amit Langote
テーブルパーティショニングは、適切に使用すれば、テーブル内の巨大で増え続けるデータを扱うアプリケーションにとって非常に有用な機能です。
PostgreSQLは長い間この機能をサポートしてきましたが、最近のリリース(次期バージョン14を含む)では、より便利な機能を提供したり、クエリのパフォーマンスを向上させる点で大きな進歩を遂げています。
本講演では、PostgreSQLのテーブルパーティショニング機能の概要、期待できるメリット、使い始める前や使う際に注意すべき点を説明します。 また、PostgreSQLの機能とOracleの機能との比較についても簡単に触れます。
本セッションでは、データ・ドリブン思考で実現する、迅速かつオープンなガバナンスに求められる要件と、現状から見える課題を各演者の今までの経験等から、提唱・共有し、協創談義を図ります。
島井健一郎氏
島井 健一郎氏(千葉大学医学部附属病院 病院長企画室・医療安全管理部)
昨年EDB Postgres Vision TOKYO 2020登壇内容
【特別講演:ヘルスケア領域におけるデータ・イノベーション前編】
情報化地域医療社会実現のための区画整理と土壌整備
粂直人氏
粂 直人氏(京都大学 大学院医学研究科 EHR共同研究講座)
昨年EDB Postgres Vision TOKYO 2020登壇内容
【特別講演:ヘルスケア領域におけるデータ・イノベーション後編】
医療におけるリアルワールドデータの広域収集と活用
三浦隆之氏
三浦 隆之氏(パクテラ・テクノロジー・ジャパン)
昨年EDB Postgres Vision TOKYO 2020登壇内容
【協賛講演】データ仮想化技術を活用したデータ利活用の実態と社会的な課題
稲垣毅氏
OracleからEDB Postgresに移行するためには、移行作業と移行後の運用に耐えうるかを確認してから、移行する必要があります。
本セッションでは、移行作業については、移行アセスメント、移行事例の紹介、運用面については、変更となったバックアップツールの評価した結果を紹介します。
山崎一孝氏
企業組織横断でデータを活用して意思決定を行い、ビジネス・アクションを最適化するためには様々なサービスを連携させて運用する必要があります。その統合基盤である IBM Cloud Pak for Data の特徴とメリット、および EDB Postgres と連携させた場合のメリットをご紹介します。
高村豪氏
お客様からのご要望に応え、IBMはEDBのマネージド・サービスの提供を始めました。単体のサービスだけではなく、IBM Cloudの各種サービスと連携することにより、EDBに格納しているデータをAIや分析など様々な用途に活用する方法をご紹介します。
松尾拓真氏
データベース移行の検討の際に必要な、「修正が必要なSQLがどれくらいあるのだろうか?」の把握を大幅に省力化する Insight Database Testing による移行アセスメントについて、デモと移行評価事例をご紹介します。
湯村昇平氏
NECグループにおいても近年、OracleからのDB移行を検討されるお客様がますます増えています。その際、第一に移行先として検討されることが多いのはPostgreSQLですが、DB機能の非互換やアプリケーションの移行コストがネックとなり、採用が見送られることも少なくありません。
本講演では、PostgreSQLに難色を示したお客様が最終的に移行を決意するきっかけとなった、EDBの互換機能、独自の拡張機能群について、現場のエンジニアの使用感も含めた生の声をお届けします。
三浦隆之氏
Postgres(EDB)を、昨今、注目を集めるKubernetesにて、活用した事例を元に、その課題と対策を紹介します。
宇都宮卓也氏
RDBに欠かせないのはストレージです。コンテナ環境におけるストレージを選ぶポイントは何でしょうか?
エンタープライズ向けコンテナ基盤のRed Hat OpenShiftを題材にお伝えします。
渡辺裕文氏
誰でもわかるシリーズ第2弾!クラウド○○って言う言葉、最近よく聞くけどよくわかってないな・・
そんな方々に向けてDXを支えるクラウドネイティブ・アプリケーションの概要や利用メリットをお伝えしていきます。
村田龍洋氏
サイオステクノロジーでは、2019年12月にコンテナプラットフォーム専門の事業を立ち上げ、エンタープライズ領域でのコンテナの利用について技術を磨いてきました。
今回はコンテナ上でデータベースを利用するというこれまでではあまり考えられなかったことに対し、なぜCloud Native PostgreSQLが注目されているのか?
技術的な観点から利用する価値をご紹介します。
佐野節氏
サイバー攻撃者や悪意ある第三者からデータ改ざんや漏洩、企業イメージを守るため、機密情報の検知・分類、透過暗号、管理という観点からデータ保護プラットフォームをご紹介します。
※プログラム内容は変更となる場合があります。
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